アニメ制作費6
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【
アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
少年週刊漫画雑誌が毎号2,000万〜3,000万の赤字でも出版を維持出来ているのはコミック単行本の売上による利益が大きいから・・・の続き
では単行本で、どれくらいの利益が出ているのか?
これもネットでの情報だけど
単行本売上の利益配分は
出版社:中卸:書店:作者 = 60%:10%:20%:10%
となっているらしい。
1冊410円の単行本だと246円が出版社の取り分。
しかし、出版社は印刷会社に印刷代を払わねばならないので
すべてが利益という訳ではないですね
では単行本1冊の原価(印刷製本代)はどれくらいなのでしょう?
えー、これは1回(1版)の印刷冊数にもよって違ってきます
版下・写植・製版・刷版代は1冊でも100万冊でも同じなので冊数が多くなると単価は安くなりますし、印刷・紙代・製本代は冊数が増えるとその分増えますが、数が多くなるとロールの余分が出なくなったり、テスト分(最初の位置合わせやカラーなら色調整で数百枚必要)の比率(全体量:テスト分)が少なくなるので印刷単価が安くなる場合もあります。
某漫画家さんの資料によると510円の単行本を5万部刷った場合の単価は150円だそうです。
定価の大体30%くらいですね。
まぁこれを当てはめてみると410X30%=123円ってとこでしょうか。
んで、出版社の取り分246円-123円(原価)で123円が利益となります
(※あくまでも推測金額です)
で、某サイトで某サンデーコミックの単行本の売上数が出てました。
それによるとある月のサンデーコミック17作品が発売1週間で
1,287,128冊売れていました。
(某少年探偵や某借金執事等10万越えが6作品有りますが中には1万を切っている作品もあります)
でだ、1,287,128冊に利益分の123円を掛けると1億5,800万円程の利益が出てます。
もちろん、これはあくまで瞬間の売上なので年の週間の平均がこれだけあるとは限りません。
(既刊分の売上を考慮してませんし、返本分も考慮してません)
これより平均があるかもしれないし、かなり低いかもしれません。
ただ、毎週(毎号)2,000万〜3,000万の赤字があっても
毎週発刊出来る程の売上は単行本で稼いでいるみたいですね。
では何故漫画の原稿料は低いままなのでしょう?
例え毎号赤字で発行していたとしても、単行本売上で利益が出るならもう少し原稿料を上げても良い気がします。
これは単号での赤字を少なくしたいから原稿料が安くで抑えられている気がします
単行本売上で利益が出ても単号での赤字分で出版社の利益が減るから原稿料を高くしたくないのでしょう。
でもね、週刊誌が赤字なのも原価率が高いのが原因だし、なんで原価率が高いかと言うと原価から売値を計算している訳ではなくて最初に売値を設定しているからだよね。
その値段も他紙より安く売れば買って貰えるとかの単純な考えで設定してるわけだし(50周年記念漫画でも「○ガジンより10円安くで!」とか値段を決めてましたな)(今は同値段だけどw)(20円高いジャン○の方が売れてるけどwww)
全部出版社の都合(利益)で決めてるんですよね。
自分たちの利益は確保しておいて制作者に負担を負わせるのはアニメも漫画も変わりないのですな。
あと少し続きます・・・
先日話題になっていましたね。
なるほどなあ
それでもその時は、あんなに売れてるんだから
ほんとかいなと思っていましたが^^;
ヘイゴさんの文章を見てて思ったのですが、
出版社にとって、週刊誌は売れる漫画のマーケティングと漫画そのものの広告
利益はその後で回収という図式なのかな?
なんか漫画好きには夢のないお話です。