アニメの制作費
asahi.com(朝日新聞社):20代アニメーター、平均年収は110万円 協会調査 - マンガ+ - 映画・音楽・芸能
アニメ先進国とか新しい日本文化とか言う言葉は・・・
こういう搾取される側からすれば搾取する側の戯言ですな
某サイトで広告宣伝費として出費された費用5000万円が
広告代理店と放送局の中ヌキによって
アニメ制作会社には1,000万円しか渡されない
という記事がありました。
30分のアニメ制作1本の製作費は最低クオリティを維持しようとすると
1,000万円以上ということで毎回制作費は赤字なんだそうな
赤字分はDVDの売上で補てんするそうな・・・(=ω=;)
これに対してテレビ局(中の人)側の反対意見が以下のサイトに出てまして
ニセモノの良心 : テレビ局はアニメのお金の中抜きをしているか?
黒ネットとか白ネットとか詳しく説明されていて納得出来るのですが・・・
ですが・・・
・・・あれ?
5000万はCMを流すためのお金で、アニメコンテンツを作るためのお金じゃないってことだ。 (↑は黒ネットの場合の事)
CMを見てもらう為にはその番組が視聴されなくちゃいけない訳で
その番組がアニメだと出資してもらうスポンサーには説明している訳で・・・
んと、CMだけを流すんじゃ誰もTVを見ないから番組を制作して視聴者をTVの前に座らせてその間にCMを流すのだよね。
ならば最低の製作費分(1000万以上〜)は番組制作費として使うべきなんじゃないかい?
その残りから番組枠代(TV局)や手数料(広告代理店)を算出するのがスジという気がするのですが・・・
スポンサー費用から最初に自分達分の費用を差し引いた残りで番組を作れというのは「中ヌキ」と呼ばれても仕方ないんじゃないかい?
まぁ5,000万というのはゴールデンの番組枠予算でしょうから
そんな時間帯の番組枠がアニメの製作費を引いた残り予算では割りに合わないという事なんでしょうね。
だったら低制作費のクイズ番組とか視聴率の取れる番組を放送した方がマシという事でしょう。
(だからゴールデンのアニメは駆逐されたのか)
しかし、1本5,000万ですか・・・
ゴールデンに放送されるアニメは通年だから年間50本として
年間25億もスポンサーは支払っているのですね。スゴっ。
これがドラマだったりしたら・・・倍か3倍でしょうか?
この話題明日も続きます
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
アニメの制作費2
昨日( アニメの制作費)の続き。
こちら↓のサイトの方(テレビ局関係者)の意見も
ニセモノの良心 : テレビ局はアニメのお金の中抜きをしているか?
良く理解できますし、納得する部分もあります。
自分はテレビ局や広告代理店の仕組みが判りませんので素人考えで
「そっか、テレビ局や代理店が4,000万も中抜きしてんだな。アニメーターって可哀想だ」
とか思ってました。
テレビ局は商売でCM枠を売ってるだけ、コンテンツ(番組)を売ってる訳ではないというは「あーそうなんだ初めて知ったわー」というのが本音。
まぁ確かに自社でCM流した時に(もちろん地方局)
「○○万で1カ月○○回流します。時間帯はココとココ」という契約でしたね
その時、流す時間帯の番組も教えて貰ったけど
その番組製作にお金出したという認識は無かったなぁ〜
あくまでもCMを流すお金を払ったという認識でした。
っか、番組中のCM枠じゃなくて番組と番組の狭間のCM枠だったからかな。
上記の5,000万の話しもそうなのかな〜と思ったのですが・・・
でもね、ちょっと考えるとアレ?とか思っちゃうの。
えーと、スポンサーが幾ら払ってCM枠を買っても(テレビ局が幾らでCM枠を売っても)、それと番組制作を赤字でも作れというには話しが違うんじゃないかい?
5,000万のCM枠代はテレビ局(もしくは広告代理店)とスポンサーの売買であって
番組制作はテレビ局(もしくは広告代理店)と番組制作会社(アニメに限らず)との売買です
自分たちの利益を守る為に原価を割って商品を売れと言っているようなものではないですかね。
本来なら正価で商品(番組制作)を買って自分たちの利益を乗せてCM枠の値段を決めれば良いのに、最初にCM枠の価格ありきで値段を決めて、それを下請け(番組制作会社)に(自分たちは利益を確保した上で)原価を割った値段で作らせて負担を負わせるのはアカンでしょう。
( ゚д゚)「アメニを作って下さい。予算は1,000万で。」
Σ(゚Д゚;「もっと上げて下さい」
( ゚д゚)「これ以上はウチの儲けがなくなるので。」
Σ(゚Д゚;「もっと高くスポンサーにCM枠を売って下さいよ」
( ゚д゚)「いや、CM枠の値段は決まっているので」
Σ(゚Д゚;「じゃぁ予算内で作れる番組を流せばいいじゃないですか」
( ゚д゚)「全視聴層に訴求する為にアニメを流すんだって」
Σ(゚Д゚;「でもその予算じゃウチは赤字ですよ」
( ゚д゚)「DVDが売れれば赤字は補填できますよ」
Σ(゚Д゚;「赤字分、儲けは少なくなります」
( ゚д゚)「ウチは赤字もないしその分儲けが増えますけどね」
Σ(゚Д゚;「ひどっ!」
その時間帯にアニメを流すと決めたなら(スポンサーの要望なら)
自分たちの利益を圧縮しても番組制作には正価(原価)を払いましょうよ。
それに、テレビ局とすれば「2倍制作費を突っ込んだら、2倍の視聴率が取れるか」と聞かれたら苦笑いするしかない。
いや、それと原価割れの制作費は関係ないからw(苦笑)
あっと、一応釈明するとテレビ局(広告代理店)がアニメーターの収入の低さの諸悪の根源と言いたいわけではありませんし、上記はあくまでもテレビ局(広告代理店)側が原価を割った制作費で制作を依頼していると推測しての意見です。
もしかすると制作会社側から「これだけの値段で作ります」と言っている場合も考えられますからね。
最近はアニメ制作側が資金を集めて番組を制作し、TV局から枠を買って番組を売るいわゆる「製作委員会方式」が増えているのも、アニメ番組に金を出すスポンサーが減ったことと、どうせ赤字で製作するなら自分たちで作って売った方が得(DVDやグッズ販売での配分率が高い?)だと選択したからでしょう。
でもそれでもアニメーターや声優の収入が向上しないのは
関係者全員が潤うほど儲けが少ない(販売量が少ない)のか・・・
儲けはあっても関係者(権利者)が多くて配分が少なくなるのか・・・
だから収入が少ないのはテレビ局(広告代理店)だけの問題ではないのは間違いないんだけど
要は、アニメの市場規模自体が小さいというのが一番悪いって話。
いや、確かにそれはそうだけど
それはちゃんと実際の制作費に見合った額を払ってから言いましょうね(^_^;)
まだまだ明日も続く・・・
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
アニメの制作費3
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
もう一度釈明するけど
アニメーターの収入が低いのはテレビ局や広告代理店が悪いと言っているわけではありません。
但し、正価の製作費を支払い(予算立て)をしてない"場合も"あるよね?って言いたいだけです。
要は、アニメの市場規模自体が小さいというのが一番悪いって話。
まぁ確かに基幹産業に比べると低いのでしょうけど
日本動画協会がまとめた資料によると2008年度のアニメDVDの売上は890億(推定額)で、総DVD売上高の3分の1強ほどもあります。
しかも、これは日本国内だけの売上で北米地区での売上は2,800億もあるので単純計算でもDVD売上は3,690億にも上ります。
データは↓にありますので興味のある方は見て下さい
日本動画協会「日本のアニメーションの歩みと国際比較」: PDFファイル(1,225,845 バイト)
さらにキャラクターグッズ関連の売上は5,800億もあります。
合わせると1兆円近い産業になるのですね
もちろん売上総てが製作会社(それに関わる関係者)に渡るわけではありません。
DVD1枚の売上で製作会社が受け取るのは売上の30%程(もっと高い&低い場合もあるけど平均してこれくらい?)、キャラクターグッズ等は3%らしいです。
これで計算してみるとDVDが売上の30%で1,107億
キャラクターグッズ関連が売上の3%で174億
合計すると1281億円程が売上として製作会社に入ります(あくまで素人考えでの試算ですので笑って許して下さい)
で、これが1社の売上なら凄いのだけど(アニメータも潤っているハズ)Wikiで調べて(数えて)みたらアニメ製作会社は100社以上あって、背景専門とか音楽専門とか含めると174社ありました(倒産・解散は除く)
単純に100社で割ると1社当たり12.8億程の売上ですな。
毎週30分番組を1本作っているとして年間約50本
12.8億を50本で割ると1話2,560万の売上がある計算になります(再度、あくまで素人考えでの試算です笑って許して下さい)
えー、1話作成するのに1,000万〜の製作費が掛かると言われてるわけで、結構利益が出ているように思われますが、もし白ネットの場合にはこの利益分から番組枠や広告費を支払わないといけないし、原作付の場合には原作者にも使用料を払わないといけません。
また、上の計算は単純に100社で割っただけので、作品のアタリの多い会社はもっと売上があるでしょうし、売れない作品が多い会社や、もともと版権がない下請けの会社等はずーっと低い売上になるでしょう。
(さらに北米に出荷してない作品もあるので売上は・・・)
ちなみについ最近決算報告をだしたアニメ製作会社のゴンゾは
売上高だけでいえば63億もありますが
純損失は34億の赤字になっています。(=ω=;)
アニメーター(及び関係者)の収入を倍増すると製作費も高くなり
DVDやキャラクターグッズの売上だけでは利益が回収出来なくなります
つまり作るだけ赤字が増えていくわけで
これでは収入が良くなっても会社が存続出来ずに
結局アニメーターは失職してしまいます。
さらに、年々(2006年をピークに)DVDの売上は減少していますし
(※2006年まではレンタルビデオ店がビデオテープからDVDへ順次変更していった時期なのである程度の売上高があったと推測されます)
北米での売上減少はさらに打撃になるでしょう。
もちろん大ヒットした作品をもつ製作会社は利益も出してウハウハでしょうからアニメーターの収入も上がるでしょうが、ポシャった(人気のない)作品を作った製作会社は制作費を回収出来ずに今後どんどん潰れていってしまうでしょう。
だからある程度、人気を予測できるコミックやライトノベル、ゲーム原作のアニメが増えて来たのでしょうね。
まだまだまだ続く・・・
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
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アニメの制作費4
3回続けて書いているアニメの制作費ですが
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
着地地点を考えて書いてませんので「だから結局どうするのよ?」という結論は出ません(<をい!)
いや、徒然に書いてるので書きながら資料を探したり、検証したりしていて、まだ自分自身が結論に達していないのです。ごめんなさい。
自分の好きなアニメという媒体が今後どうなるのか、そのアニメを生み出している作り手達の窮状が気になったので書いて(調べて)みたら、着地地点が見えない暗中模索な状態に・・・
で、ここで目先をちょっと変えてみて
アニメと同様に好きなコミック(漫画)の事に触れてみたいと思います
もちろん話題はちゃんと繋がりますよ(多分)
もうしばらく続きます・・・
アニメの制作費5
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
ここで目先を変えて自分がアニメと同じくらい好きな漫画(コミック)の話し
ここ最近、漫画家さんからの出版裏事情ぽい話しがアチコチで上がっております
某有名漫画家が出版社を訴えた頃から(もしくはそのちょっと前から)
原稿料や単行本の印税、二次使用料まで赤裸々に語る漫画家さんが現れて来ました。
それまでは漫画好きの一般素人として
毎週の原稿料でウハウハ、単行本が売れればさらにウハウハ、アニメ化(ドラマ化)されればもっとウハウハだと思っておりました。
もちろん、原稿収入に比べて重労働(年中無休、徹夜は当たり前)だとは想像していましたが、才能(努力)を生かしてそれなりの収入が貰える仕事なんだなと理解しておりました。
んが、実際はページ1万(それ以下もそれ以上も有るが※)で年間800P〜1000P(週刊掲載で1話が19P〜21Pとして)で単純計算で800万〜1,000万の収入ですね
総て1人で描いていれば結構な収入ですが、実際は週刊連載だとアシスタントが2人〜6人必要で、その人件費や経費(家賃光熱費紙他、材料費等)を差し引くと作家自身の取り分はまったく無いか赤字なんだそうな。
※新人だと1P1万以下とか超売れっ子でも3万〜5万(超大御所は10万/Pらしいけど、それは片手で数えるくらい)が相場だそうな。
じゃぁ、もっと原稿料の平均を上げれば良いのに。と思われるのですが
週刊雑誌はほとんど赤字で出版してるらしいです。
えーっ、そうなの?
雑誌単体で黒字なのは2誌だけで、あとは赤字だとか。
じゃぁなんで毎週発行するの?というと
週刊連載は赤字で、単行本の売上で黒字化するというシステムらしい。
あれ?これってアニメ業界と似てるよね。
(放送時は赤字でDVDの売上で補填する)
じゃぁどれだけ赤字なのか計算しようと思ったけど雑誌の原価(印刷製本代)が分からないので出しようがない
なのでネットの情報を鵜呑みにして計算してみる(<なので勘違いしてる可能性大)
雑誌は100万部が損益分岐点らしい。つまり100万部売れて、原価が回収出来ると。
雑誌の利益配分率が判らないのでコミックを例にとると
出版社:中卸:書店:作者 = 60%:10%:20%:10%
なので、出版社の利益配分は雑誌単価の70%とします(作者印税10%は雑誌では原稿料という形で支払われているので)
仮に100万部が損益分岐点だとすると
260円の雑誌が100万部売れたとして2億6千万の売上で、
その70%が出版社の取り分とすると1億8千200万がそのまま原価となります。
これを100万部で割ると1冊182円が印刷製本という原価ですね。
(単純に260円の70%が182円という事だけど・・・)
ではこれを赤字だと言われる某サンデーに当てはめてみますw
社団法人日本雑誌協会の資料によると
1号あたりの平均発行部数は781,667冊(2009年1月〜3月)でした
原価は781667x182=142,263,394円
となりますが、これは印刷会社に支払うお金でもあります。
発行した雑誌が総て売れれば赤字にはならないのですが(諸経費や人件費、原稿料分は赤字になるが)実際は売れ残った雑誌は返本されて来ます。その返本率は2割りから、なかには5割りの雑誌もあるそうです
まぁ、返本(売れ残り)が2割りだったとすると
出版社の売上分は113,810,715円で原価分を差し引くと
▲28,452,679円の赤字となります。
某サイトで「雑誌は毎号2,000万〜3,000万の赤字が出る」との記事がありましたが、近い数字が出ていますね。
もちろん、この赤字に諸経費や原稿料分が加算されていきます。
では毎号どの位の原稿料が支払われているのでしょう?
今週のジャンプで数えてみたら、総ページ464Pのうち漫画原稿は405Pでした。
単純に1Pの平均原稿料を15,000円としてみると約600万円となります
これが赤字分に上乗せされる訳ですね。
(※100万部でトントンの話しの中に原稿料分まで含まれている可能性はあります)
但し、普通の雑誌に比べて少ないとはいえ多少の広告が載っているのでその収入分が入ります。
(表紙裏・裏表紙・裏表紙の裏でサンデーだと405万円+他ページで500〜600万円か?)
その分、多少は赤字を圧縮できるでしょうが年間15億近くも赤字を出しながら何故毎週発行を続けられるのでしょうか?
それは単行本の売上が大きいから。
大きな赤字を回収出来(さらに利益を出せる)ほどの売上を単行本で稼いでいるから。
ではどれだけ稼げているのでしょうか?
もうちょっと続きます・・・
アニメ制作費6
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
少年週刊漫画雑誌が毎号2,000万〜3,000万の赤字でも出版を維持出来ているのはコミック単行本の売上による利益が大きいから・・・の続き
では単行本で、どれくらいの利益が出ているのか?
これもネットでの情報だけど
単行本売上の利益配分は
出版社:中卸:書店:作者 = 60%:10%:20%:10%
となっているらしい。
1冊410円の単行本だと246円が出版社の取り分。
しかし、出版社は印刷会社に印刷代を払わねばならないので
すべてが利益という訳ではないですね
では単行本1冊の原価(印刷製本代)はどれくらいなのでしょう?
えー、これは1回(1版)の印刷冊数にもよって違ってきます
版下・写植・製版・刷版代は1冊でも100万冊でも同じなので冊数が多くなると単価は安くなりますし、印刷・紙代・製本代は冊数が増えるとその分増えますが、数が多くなるとロールの余分が出なくなったり、テスト分(最初の位置合わせやカラーなら色調整で数百枚必要)の比率(全体量:テスト分)が少なくなるので印刷単価が安くなる場合もあります。
某漫画家さんの資料によると510円の単行本を5万部刷った場合の単価は150円だそうです。
定価の大体30%くらいですね。
まぁこれを当てはめてみると410X30%=123円ってとこでしょうか。
んで、出版社の取り分246円-123円(原価)で123円が利益となります
(※あくまでも推測金額です)
で、某サイトで某サンデーコミックの単行本の売上数が出てました。
それによるとある月のサンデーコミック17作品が発売1週間で
1,287,128冊売れていました。
(某少年探偵や某借金執事等10万越えが6作品有りますが中には1万を切っている作品もあります)
でだ、1,287,128冊に利益分の123円を掛けると1億5,800万円程の利益が出てます。
もちろん、これはあくまで瞬間の売上なので年の週間の平均がこれだけあるとは限りません。
(既刊分の売上を考慮してませんし、返本分も考慮してません)
これより平均があるかもしれないし、かなり低いかもしれません。
ただ、毎週(毎号)2,000万〜3,000万の赤字があっても
毎週発刊出来る程の売上は単行本で稼いでいるみたいですね。
では何故漫画の原稿料は低いままなのでしょう?
例え毎号赤字で発行していたとしても、単行本売上で利益が出るならもう少し原稿料を上げても良い気がします。
これは単号での赤字を少なくしたいから原稿料が安くで抑えられている気がします
単行本売上で利益が出ても単号での赤字分で出版社の利益が減るから原稿料を高くしたくないのでしょう。
でもね、週刊誌が赤字なのも原価率が高いのが原因だし、なんで原価率が高いかと言うと原価から売値を計算している訳ではなくて最初に売値を設定しているからだよね。
その値段も他紙より安く売れば買って貰えるとかの単純な考えで設定してるわけだし(50周年記念漫画でも「○ガジンより10円安くで!」とか値段を決めてましたな)(今は同値段だけどw)(20円高いジャン○の方が売れてるけどwww)
全部出版社の都合(利益)で決めてるんですよね。
自分たちの利益は確保しておいて制作者に負担を負わせるのはアニメも漫画も変わりないのですな。
あと少し続きます・・・
アニメの制作費7
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
アニメも漫画も制作時にはそんなに儲かってないか赤字だ・・・の続き。
まぁ流石に漫画家は1発当てればそれなりの暮らしはできますが、それほど単行本が売れない作者や連載ではなく読み切り等が多い作家さんは原稿料が安いままだと大変でしょうね。
某漫画家さんが自身のサイトで連載時の裏事情諸々を日記として公開しちゃってニュースになりましたが、今後は雑誌連載(だけ)には頼らずに自身のサイトで有料公開(新作1話30円:旧作1話10円)して宣伝しつつ単行本(紙)を売っていく方針なんだとか。
どうせ原稿料は制作時には赤字なんだから公開するサーバ料(それが1話30円)だけ集金して単行本化(印刷・配本等は出版社に依託するのか?)した際には原価の70%で買取ってそれをネット販売して利益を得るらしいです。
つまり単行本化した場合、定価の10%を著作者印税として受取り
さらに自身がネットで売る事で定価の30%の利益をプラス出来ると。
これに賛同して参加してくれた他の漫画家さんも作品も売る(手数料は取らないらしい)そうで・・・
反論・異論は色々出ていますが、上手く行ったら原稿料分を回収出来てさらに今までより利益率が上がって漫画家さんはウハウハですね
ただ、1点だけ不満に思うのは
結局出版社は利益を損なっていないってこと。
ネットで売った分は本来は本屋さんが得ていた筈の利益な訳で、出版社側からすると収めた先が街の本屋さん(実際は仲卸)か作者自身の本屋(ネット販売)かの違いだけってことですな。
もし雑誌未掲載の作品を単行本化するのなら(現在は雑誌掲載後に一定の期間をおいてネットで公開するらしい)雑誌発行分の赤字や経費が丸々浮いて出版社も利益率は上がるのですが、人気が読めない作品(ネットでの販売数である程度は読めるけど)はバクチになってしまうから自社利益分は確実に確保しておきたいんでしょうね。
これが漫画家さんの考える新しいビジネスモデルになれば良いのですが・・・
出版社が行ってきた有料のネットコミックはことごとく失敗しましたからね
たぶんネックは有料(1話10円でも)公開ってところでしょう。
ネットで無料で公開していて単行本化したらバカ売れという作品はいくつか知っているのですけどね。
(同人誌ではなく商業ベースでも幾つかありますね)
ではアニメ界はどうでしょう
どうせ制作時には赤字だし、放送しても深夜枠だし、放送地域は限られる。
作品を宣伝するという意味ではTV放送は未だ有益だけど、全国放送ではない限りその認知度は低いままという事になりDVDの売上にも影響してくるでしょう。
DVD売上の30%はレンタル用だけど、そのレンタルも認知度が低いと棚に並ばないし並んでもレンタル率は低いままに。
では認知度を上げるにはどうするか?
あの京アニが試してみました(笑)
新作(TV未放送)の作品をYouTubeで毎週配信したのです。
(もちろん角川という大スポンサーから融資があったのでしょうが)
結果、DVDの売上はTV放送された作品と同程度(それ以上)の売上になりました。
これが京アニというブランドの作品だからなのか
作品がネット配信に向いていた(そのように作った)からなのかは不明ですが
TV放送に頼らない新たなビジネスモデルとしては成功したのではないしょうか。
続きます(次回で最終回・・・の予定)
シリーズ最終回
アニメの制作費シリーズw
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
アニメも漫画もTV放送や雑誌に依存しないビジネスモデルを模索中だ・・・の続き
アニメは無料ネット動画配信後にDVD売上で製作時の利益を回収(番組枠買い取り分の出費が抑えられる)でどうやら成功したっぽい。
漫画も無料ネット公開後に単行本化して雑誌発行で生じる赤字が無くなって利益増(但し出版社のみ)という流れが出来つつあるようだ。
※某漫画家さんが行おうとしているモデル(作家自身がネットで本も売る)はまだサービスが開始されていないので正否は不明。
どちらもネットを利用したモデル構築になりつつありますね。
ただ、最終的には従来通りDVDや単行本の売上が利益回収のキモには変わりないという事です。
まぁそれはそれで正解なのかなと。
有料ネット公開だけで利益を出すというモデルはことごとく失敗しているので
無料で公開して認知度を高めて物品(DVD・単行本)で利益を回収するのが一番ではないかな。
ネットで失敗するのは 見るのにお金がかかるもの。
アダルトならまぁなんとかお金を出す人も居るでしょうが
アニメや漫画のネット公開にお金を出す人はそれは少ない層だと思うのですよ。
1話見るのに会員登録して、クレジット番号を入れて、アニメや漫画を見る。
ハッキリ言って面倒ですよね。(=ω=;)
会員登録しとけば面倒は1回で済むとはいってもその1回が面倒だったりします。
しかもお金だして買ったのに手元には残らない。
(一定期間のみ何度も読めたり見たり出来るけど、デフォルトでは保存は出来ない)
これは希望だけど、廃版したコミックとか過去の作品でコミック未掲載作品をネットで有料公開してるけど、あれはデータをダウンロードさせてくれないかなぁ。
いや、もちろん無断コピーとかファイル共有とかの恐れがあるでしょうけど、時間が経って(期限が切れてから)「もう一度読みたいなぁ」と思った時にまたお金払うのは嫌だし、サービス自体が無くなってる事も考えられますからね。単行本化されていたらそんな事はないわけで、単行本化していない(もしくは廃版で単行本が入手困難)からこそデータダウンロードがお金を出させる条件になるかも。
ああ、アダルト系は保存が出来たりするからお金出すのかな・・・?
で、シリーズのまとめ(笑)だけど
TV放送や雑誌掲載だけに頼らずにネット無料公開にシフトしながらDVDや単行本を売りましょう。
制作時の赤字分が圧縮されて利益が上がる可能性があります。
でもアニメータや漫画家の利益は現状とそんなに変わりません!(<をい!)
だってそれで儲かるのはアニメ製作会社や出版社ですから。(=ω=;)
利益率が上がってもアニメータや漫画家への利益配分は変わらないでしょうね。
多少、待遇が良くなるくらいか(-_-;)
なんか夢のない着地点になってしまったな。
-end-
次回は今回の件を調べていて、ちょっと疑問に思った事(回答はない)を書きます(<まだ続くのか!)
アニメの制作費 外伝
アニメ制作費シリーズ(笑)としてまとめてみました↓下記ページ
【 アニメの製作費シリーズ(笑)まとめページ】
さて、アニメの制作費から漫画の原稿代にまで触れてきましたが
ネットで仕入れた数値を元にしてますので、すべて推論の数字(価格や比率)となっています。
実は20年前に印刷会社に勤めていたので、製版や印刷代・製本代などは有る程度推測できるのですが20年前の単価と現在では大分違うでしょうし、地方の印刷会社と大手印刷会社では印刷総数が大分違いますから単価はまったく違うでしょうね。
さらにアニメ業界などとは全く接点がありませんからネットの情報が全てです。
なので、まったく的外れな数字を書いているかもしれません(っかその可能性の方が大きい)
間違った数字で間違った推論をしているかもしれませんので、もし関係者や本当の数字を知っている方が見た場合は黙って笑っていて下され。
☆::: ::
さて、調べているうちにふと疑問に思ったのが
漫画家のさいとう・たかお氏とリイド社との関係。
まぁWikiで調べれば一発なのですが、リイド社はさいとう氏の漫画製作会社「さいとう・プロダクション」の出版部門が分離独立した会社なのですね。
雑誌掲載時は別の出版社でも単行本はすべてリイド社から発刊されています。
ゴルゴ13の場合は雑誌掲載(小学館)→別冊ゴルゴ13(小学館)→増刊ゴルゴ13(小学館)→SPコミック(リイド社)→となっていますね。
コンビニ版単行本もありますが、あれは小学館から出版されているみたい。
んでだ、リイド社とさいとうプロでの単行本の利益配分率はどうなっているのでしょうね
分社化されているとはいえ、さいとうプロとリイド社の代表取締役社長は同人物なので(さいとう・たかお氏は両社の取締役)便宜上(経理処理上)の配分率はあっても実質はないんでしょうね。
某漫画家さんは出版社で出版した(自分が出版出来ればいいけどそれは無理っぽいからという理由らしい)自分の単行本を原価の70%で仕入れて自分でネット販売すると言われてますが、さいとう氏はすでに30十年も前から作家が自分で出版する仕組みを作っていたのですね。
まぁさいとう氏の漫画は完全分業制になっていて月産のページ数も多いですから
そういう事が出来るのでしょうね。
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文庫本書下ろし作品っーのがありますが(佐伯泰英氏の作品は全て文庫本書下ろし)単行本書下ろしだけで出版っーのは出来ないんでしょうかね。
もちろん単行本書下ろし作品っーのは今でもあるけど人気作品のアンソロジーとか続編とか外伝とかなので、まるっきりの新作を単行本のみで出版したらいいのになと。
まぁ雑誌掲載よりは認知度がかなり低くなるけどネットでの告知だけでどれだけ売れるか試してみても面白いかもな(<無責任に言ってます)
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ネットで無料で読めて単行本化するという仕組みは
双葉社がコミックハイ!WEBとして行っていますがコミックの売上が雑誌掲載作品と比べてどうなんだろう?
「つぐもも」とか「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」はそれなりの売上があったように思えるのだけど。どっかに販売データがないかなぁ
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